うさぎの皮膚の病気
うさぎの皮膚の病気で多いものは寄生虫だとツメダニによる皮膚炎です。
首の後ろの背中にフケが多く出るのが特徴で、
かゆみのため落ち着きがなく、首を振ったりします。
ツメダニを倒す薬剤を滴下して治していきます。
湿性の皮膚炎は気温、湿度の高い季節に多発します。
おしりまわりや流涙症の目もとに細菌感染をおこし発症します。
抗生剤等で治していきます。
カビ(真菌)症が鼻周りに多発します。
抗真菌剤で治していきますが、根気よく治療をつづけないと再発します。
トレポネーマ(うさぎ梅毒)の特徴的な皮膚炎が鼻や陰部にみられることがあります。
抗生剤で治療していきますが再発も多いです。
アイランドスキンと呼ばれる脱毛部が現れることがあります。 生理的なものとみられており、治療せずに経過を見ます。
毛のグルーミングをおこない、皮膚や被毛の清潔さを保つことは大切です。
グルーミングを怠ると、特に長毛のうさぎは絡まってフェルト状態になってしまいます。
おしりまわりにからまると糞ができなくなったりして具合が悪くなることもあります。
その場合、その毛の下は皮膚炎を起こしています。
自宅でラビットブラシやグルーミングスプレーを使用して毛の手入れをしましょう。
換毛期など毛抜けの多い時期、
毛玉になってしまった被毛などは専門家のグルーミングをお勧めします。