小動物(犬・猫・うさぎ・フェレット・モルモット・ハムスター・小鳥など)の診療時間など

うさぎの日常ケアー

うさぎの過長爪

ケアーとは日常ケアーのことです。
人で言うと歯みがきやお風呂に入ったりすることをうさぎに対してしてあげることです。

常生歯なので歯みがきはないのですが、
ケアーとして
ひとつは爪切りです。
ふたつめはグルーミングです。

ラビットケージで飼われているためどうしても爪は伸びてきます。
1カ月に1回くらいの爪切りが理想です。
爪切りは嫌がる子が多いです。
自宅でできるのなら気づいたときに切ってあげられるのでトライしてみてもいいのですが、
無理をすると怪我をしてしまうことがあるので専門家に頼んでもいいと思います。
私の病院でも少なくとも1日1頭は爪切りに来ます。
同時に健康診断をして健康チェックもしています。
爪が伸びていてもほっとくのだけはやめましょう。
爪が折れたり、ストレスをためる原因となります。

グルーミングは毛がながい子には必須のケアーです。
毛が絡まってフェルト状態になってしまいます。
おしりまわりにからまると糞ができなくなったりして具合が悪くなることもあります。
自宅でラビットブラシやグルーミングスプレーを使用して毛の手入れをしましょう。
換毛期など毛抜けの多い時期、
毛玉になってしまった被毛などは専門家のグルーミングをお勧めします。

うさぎ自身でもなめてグルーミングをしますが、
基本うさぎは吐かない動物なので、なめた毛は糞にでてきます。
うまく排泄するように蠕動運動がしっかりしていればいいのですが、
毛球症といって胃にフェルトのように固まってたまってしまうことがあります。
猫のように毛玉を吐くことが基本できないので病気になってしまうことがあります。
抜け毛の多い換毛期には多くの毛をなめてしまい胃にたまりやすくなります。
そういう時期には特に、こまめにグルーミングをするとか
毛をスムースに排泄するために調合したフードやサプリメントを与えることが大切です。

毛に汚れが多くついたときや足が不自由で尿が体についてしまう子など以外は
基本うさぎはお風呂には入れません。


東武池上線石川台駅徒歩5分、石川台希望ヶ丘商店街内東京都大田区東雪谷3-31-3

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