うさぎの鼻の病気
鼻の病気では症状としてはくしゃみ、鼻水です。
スナッフルとも呼ばれている症状です。
炎症がみられる時は炎症産物のため鼻水が白かったり、黄色かったりします。
感染性の鼻炎は細菌のパスツレラや緑膿菌などいろいろあります。
抗生剤の点眼鼻薬や抗生剤の経口薬で治療していきます。
原因菌をはっきりするために細菌培養検査をすることもあります。
何かに反応するくしゃみ、鼻水もあります。
通常は透明な鼻水です。異物を排除しようとする防御反応です。
新しく変えたもの(トイレ砂、牧草、フードなど)がないかを確認して、
原因と考えられるものを除外していきます。
トイレ掃除を怠ると尿、糞からのアンモニアなどの刺激物により症状が出る子もいます。
清潔な生活環境を心がけましょう。
鼻炎は臼歯疾患から炎症が波及して起こることも多いです。
その場合は難治性になることが多いです。
うさぎは主に鼻呼吸をします。
鼻炎が強いと呼吸しづらくつらそうです。
また、くしゃみは音として聞こえてくるので飼い主様が気になる症状の一つです。
慢性化すると症状が長く続くことになります。
早めの診察治療をお願いいたします。