うさぎの子宮・卵巣の病気
うさぎの未避妊雌では子宮・卵巣疾患が多いです。
子宮内膜炎、子宮水腫、卵巣・子宮の癌がみられます。
3歳以上になるとリスクが増し、年齢とともに増加します。
避妊をしていな雌の場合、尿に点々と赤い出血班がシートにみられるとか、
潜血尿をダッとしたなどの症状は卵巣・子宮疾患の場合があります。
出血は多くあるが、
超音波(エコー)、レントゲン画像診断では大きな異常にみえないこともあります。
検査の総合判断で子宮疾患を疑い手術で卵巣・子宮摘出をおこなうことも多いです。
また、症状がでたところの手術は出血のため貧血をおこしていたり、リスクが高くなります。
繁殖をしない個体は病気の予防のために避妊手術をお勧めします。
1歳過ぎると子宮・卵巣のまわりに脂肪が付いてきて手術がやりにくくなります。
やりにくいと手術時間がかかりますので、生体の負担になります。
6か月令から1歳までの避妊手術をお願いしています。
当院では、手術費用は避妊手術セット(総額)でお伝えしています。
年齢、体重等で費用が決まっています。
血液検査、胸部レントゲン検査なしでの手術は行っておりません。
詳しくは
をご覧ください。