基本的なうさぎの飼い方
うさぎを飼うためにはラビットケージを用意したほうがいいでしょう。
昔は庭にうさぎ小屋を作って、庭に放して飼っていた方もおられたと思います。
私も幼少のころに庭で飼っていました。
雪うさぎ、パンダうさぎなんかの名前で今のうさぎたちにくらべて大柄でした。
また、小学校のうさぎもそのような大柄のうさぎでした。
現在、うさぎ専門店などで売られているうさぎは
小型のネザーランド系やロップイヤーなどで、
昔飼われていたうさぎとは少し違ってきています。
このようなうさぎたちは室内で飼うことが基本になっています。
そのときにラビットケージが必要になります。
部屋に放し飼いをしているとじゅうたんや壁紙やコンセントなどを
かじってしまうからです。
ケージの大きさは幅が60cmから80cmものが多く使用されています。
うさぎは飛節というところまで地面に接するため、
それに配慮したケージ底の構造になっています。
ラビットケージに備えるものとしては、
ウォーターボトル、ラビットフード入れ、牧草フィーダー、トイレが常設で、
オプションとしてかじり木やループのような遊びを備えることもあります。
ウォーターボトルは水飲み用具で、毎日新しい水を交換します。
先がステンレスのボールになっているので時々水が出るかチェックが大切です。
トイレには尿や糞をするのですが、それ以外のところでも排泄します。
トイレのしつけについて聞かれることがあるのですが、
ある程度トイレで排泄をしてくれたらいいくらいに思ったほうがいいでしょう。
時折室内に出して遊ばせるのもいいかもしれません。
すぐに何かをかじってしまうので気をつけて離しましょう。
夏、冬などは気温や湿度が大きく変化しやすいのでエアコンなどで調節が必要です。
人が快適にすごせる気温と湿度でいいのですが、急な変化には弱いので気をつけましょう。